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コラム

第19回

「アビックス 熊崎社長」

最近の日本の就業人口は、約6500万人、個人事業主含めて代表者は約650万人。

ということは、10人に一人が代表取締役並びに事業の代表となります。そうは言っても上場している企業は約3,800社(位)しかありませんので、上場企業の代表者となるには、0.0005%程度という気の遠くなるような確立です。

アビックス株式会社の熊崎社長は、その競争を勝ち抜かれたお一人です。しかし、その過酷な状況を克服し、獲得した立場にも拘わらず、なんの驕りも、戸惑いも無く、自然なコミュニケーションで、新規営業も広報活動も、新入社員顔負けの気合で、猛烈ぶりを発揮されています。なにしろ、毎日の行動範囲は、尋常ではありません。

当社にも、近くに来たというだけで、ほんの数分でも顔を出されるので、こちらの頭が下がってしまいます。私の会社のメンバー達にも、明るく、屈託の無い熊崎さんは大人気です。

熊崎社長は、その昔、人生最大の窮地に追い込まれて、大変な苦労をされたと伺いました。しかし、持ち前のバイタリティと忍耐力と前向きな精神によって克服されたそうです。

ある時、アビックスの創業者、時本会長と巡り合い、本事業を推進されていく決意をされたようです。いつの時代も、リーダーとなる方は、見事に苦労を克服された伝説がついています。考えてみれば、これだけの数の中から選ばれた方々ですから、相応の気概がなければ勝ち抜ける訳がないのです。

どんな窮地に陥ろうと、自分に負けない、大きな希望と責任感を持ち続けると、強靭な精神力が宿り、人望と強運がついてくるのだと思います。

アビックス株式会社は、街に大きな映像を流している看板メーカーというよりも、街角を美しくメディア化する大型ビジュアルを、場所の発掘から技術開発、運営、メンテナンスまで手掛ける「新たなメディアの仕掛け人」という方が的確になってきました。

交差点や、街中で、アビックスの仕掛けたパネルから美しく、鮮明な画像が流れているのを見ると、つい顔がほころびます。

アビックスは、製品の品質に拘り、販売後のメンテナンスコストでも、お客様に負担をかけないようにと、常に技術の革新を怠りません。取引先と共に成長していきたいと心から願っている真摯な姿に、ミーティングの度に感心し、こういう会社の姿勢をもっと多くの方に伝えていきたく思っています。

最近では、初期投資を抑えた、投資効率の良い電飾看板の設置方法にもチャレンジし、様々なお客様のニーズに応えようと努力されています。

これからも、時代を捉えて、より良い物を、より早く開発し、誠意あるメンテナンスをする実直な姿勢を続けて頂ければ、必ず市場で、一番信頼され、支持されると信じています。私達も、熊崎社長始め、アビックス株式会社を、心から応援しています。

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