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コラム

第32回

「癒しの提供者」

経営者として力を発揮していく為に一番必要な事は、なんだと思われるでしょうか。それは、とにもかくにも、「心も体も健康」であるという事です。

もちろん、経営者でなくても人間は誰でも健康であるべきです。しかし、経営者という仕事は、会社の大黒柱であり司令塔です。社員の生活を支える為に重要な判断を下す責務を負っています。心が疲れたり、体の調子が悪いとなると、気持にゆとりが無くなり、経営に適切な判断がくだせるとは思えません。

そもそも、人間は生身の生き物ですから、様々なストレスを引き起こす出来事で、なにかしかの障害はでてきてしまいます。最近はストレスが原因とされる病名不明の突発性の病も増えています。そこで、「癒しの時間を持つ」つまりストレスを解消ことは経営者の必須条件でないかと思うのです。

もちろん、趣味に時間を使うことでも、温泉につかるのもいい事です。しかし、日々仕事に追われて、ゆっくりできる時間がない方には、欠かせない食事の時にでも、「癒し」を求めてみられては如何でしょうか。私がご紹介したい癒しのレストランは「ペッカリイ株式会社」が経営されています。

あらゆるジャンルのお店があるのですが、どこも、安心、安全、美味しさにこだわった食材を吟味されています。

まずは、手をかけたふわふわの大型のおしぼりに優しさを感じます。拘りのカトラリーやお箸で美味しい食事をしつつ、居心地のいい空間で心和ませるスタッフとの楽しい会話をしながら、慇懃でないおもてなしを感じられるという素敵なお店ばかりです。

このペッカリイ株式会社を経営する工藤社長は、お会いするたびに輝きの増す本物の美人です。

そうです、女性です。容姿が美しいのはもちろん、生き方も美しいのです。強いものに媚びることはなく、しっかりと意思を通されます。それでいて、弱いものには本当に優しい方です。表面的な優しさで無く、本人を成長させる優しさです。

工藤社長のビジネスの始まりはアパートの1室から、しかも、女性3人からの始まりだそうです。
最初に、女性の為のKIOSKを提案されてから、JRのステージを活かし、レストランを中心とした、飲食企業の代表取締役として活躍されています。

身のこなしの優雅さは、幼少から培われた教養のなせるわざか、ともかく歩く姿も手の動きも優雅で気品に満ちています。ちょっとお茶目で、なんにでも興味を持たれ、どんな遠くの海外でも、気軽に出かけられて食材や料理の研究に余念がありません。

時折頂くお便りは、永久保存したくなるような達筆です。別れ際に、素敵な笑顔で小さく手を振る姿も可愛らしく、しばらく余韻が残ります。こういう方ですから人気者で、幅広い人脈をお持ちです。これまで、ご紹介してきた方々にも、工藤社長のファンが沢山いらっしゃるのです。

ある時、2人だけでお話する機会がありました。

その時に「だって、人に要望するのであれば、自分も努力しないと駄目でしょ?」と、とてもキラキラした眼で見つめられ、他人に文句ばかりいっている自分を深く反省したものです。(反省は一時的にならないようにしています。本当です。)

華奢な体を感じさせない華やかなオーラで周りを虜にしながら、会社を着実に成長させ、多くの人脈をつくり、信用もつくり、日本中、世界中を飛び回りながらも、女性らしさを失わずにいる為に、どれだけのご苦労があり、人知れないところで努力をされてきた事か。

今も毎日、弛まない努力を続けられ、新たな挑戦をされています。私たちも、ペッカリイのさらなる成長発展にいろいろな面で貢献させて頂きたいと心から思っています。

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