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コラム

第54回

「総理を目指します!」

何年かに一度くらい、お会いした後に、その方の言動が、鮮明に残る方がいらっしゃいます。株式会社就職課の「内田雅章代表」は、機敏な動きと軽快な会話でお会いした時間が少ないにもかかわらず、しっかりと印象づけられてしまいました。

ある会合で名刺を交換させて頂いた後、すぐにアポが入り、数日のうちに来訪されました。

席につかれて5分も経たないうちに、「実は、総理大臣を目指そうと思っているのです」と真顔で話されるのです。私も真顔で「まずは、都知事を御願いしたい、府知事は決まっているので、都知事が欲しいのです」というと「なるほどですね。都知事ですね、重要ですね、やはりこれからの日本・・僕は銀行時代から・・・」というように人の話しを否定せずに、上手に自分のペースに引き込みながら会話を盛り上げられていくので、楽しい会話になります。

昨今、暗くて後ろ向きで、怠惰な会話が多い中、「これから」を語り、「学生に夢を」「日本に光を」という熱い思いを語られると、未来への希望が沸いてきます。

「教育の変革」「時代錯誤の制度の改革」「日本と外国」次から次へとあふれ出る彼の思いは、心地よい響きを持って私達の心に響きました。

なんでもそうですが、できるとか、できないとかの論議ではなく、やる気があるかないかが大きな問題なのです。まずは、日本を動かす最高の権力を持つ「総理になる」という気持ちが大事なのです。

富士山を登ろうとする人がハイヒールを穿いて薄着で出かけるでしょうか?日本一高い山に登る為には、鍛錬をしたり、道具を揃えたり、計画を練ったり、近所の小山に登る時とは違う準備があるはずです。舐めていると死んでしまいます。

総理を目指せば、いろいろな意味で見合う動きを始めなければなりません。まさに、彼はその思いを持って動かれているのでしょう。実に時間を有効に、かつ、どのような些細な機会も逃さず、自分が率先して実行されるという努力をされているのです。

政治家を目指すという事は、世の中の裏も表も右も左も上も下も全てを飲み込みながら、毒に犯されない強さと人望が必要です。強さも人望も源は「人」です。彼はその為に日々人脈づくりを惜しまず行なわれているのだと思います。後日、大きな交流会で忙しそうに社員の方とご一緒に、一人一人に丁寧に挨拶をされてまわっている姿を見つけてとても嬉しくなりました。

「総理を目指す!」素晴しい事です、日本の今の政治家に文句をいうなら、自分がなることを考えて欲しいのです。社長に文句があるなら自分でやる事を考えればいいのです。彼は、私に、思いを形にする為に必要なエネルギーとは何かを改めて教えてくれました。

内田氏は、多くの著書を出されています。元気に仕事ができる技が満載ですので、仕事に迷ったり、疲れたり、ご不満がある方は、お読みになることをお勧めします。

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