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コラム

第153回

「キャリアパス」

ギャリアパスとは、会社のメンバーが、将来どんなスタイルでプロの仕事をしたいか、自分の意志で仕事をすることで充実感を得、そのためにどのような能力やスキルが必要で、習得したいかを計画する仕組みのことを言います。

私の先輩世代の人達は、本人の意思とは関係なく、辞令一本で配置転換が行われた時代でした。最近は、新人達に転勤についてのアンケートを取ると、出世しなくても給与が安くても、転勤を拒否する人達が多いと聞きます。

事の良し悪しは別にしても、昨今の経済環境や、人材の流動化などによって、全国展開をしている企業は、ギャリアパスの仕組みや人事思想がないと、会社と人は存続できない時代になってきたように思います。

しかし問題は、一人ひとりが責任を持って、どんなプロとして仕事をするのかを明確化し、その為に、必要な能力を習得する努力をし、自分の主張をしないと無理ですよね!

過日、サラリーマン社会は終わったと、ユニクロの柳井さんが言っておられました。自立社会は、一人ひとりが、自営業のプロの自覚がないとサバイバルできないように思います。

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