news

ニュース

イントレプレナー塾

イントレプレナー20人に聞いた!AIチャット活用術

AIチャット活用の現実

生成系AI・人工知能チャットボット「Chat GPT3.5」が2022年11月にリリースされてから、1年以上が経過しました。
「ChatGPT」のような人工知能チャットボットのほかにも、続々とAIを活用したサービスが展開されています。
入力した単語を基に画像を作成するAIなどが代表的な例でしょう。

ニュースなどでも利便性や情報セキュリティの懸念といった賛否入り混じった評価を聞くことも少なくありません。
野村総合研究所による調査では、15~69歳の回答者の内 61.3%が「ChatGPT」を知っていると回答。
対して実際に使用したことがあると回答したのは、12.1%と認知率に対して大きな差が生じています。

職業別の利用度合いでは、学生・教職員の利用率が最も高く、利用ガイドラインの策定を要する企業/会社員の利用は一足遅れている現状です。

参照:日本のChatGPT利用動向(2023年6月時点)~若年層を中心に利用率が高まる~

しかし最も活用すべき人材こそビジネスに従事する方、特にアイディアの創出とブラッシュアップが求められるイントレプレナーの皆さんだと我々は考えます。

AIチャットのできること・できないこと

20名のイントレプレナーの皆さんに、AIチャットの「できること」「できないこと」「活用方法」の3点を聞いてみました。

スプレッドシートに各々の考えを入力してもらうことに。

皆さんの回答を全てまとめるには時間がかかってしまうため、早速ChatGPTを活用。
回答内容をカテゴリに分類して要約してもらいました。
重複している回答は統合して貰うようにもお願いすると、10秒程度ですぐにまとめてくれました。

約7,000字ものアイディアが、数秒で分析し以下のようになりました。

試しにChatGPTにもAIチャットの「できること」「できないこと」「活用方法」の3点を聞いてみました。

比較すると、イントレプレナーの皆さんの回答とChatGPTの回答に大きな差はなく、まさにアイディア出しや要約といった作業は、AIチャットに一任しても差が生じないと言えるでしょう。

まとめ

AIチャットボットの「できないこと」について考えると、やはり人間の直感や感情を読み取ること、
また具体的な経験から来る知識や洞察には少し欠けていることがわかるでしょう。

これらは人間だけが持つ特性で、AIと人間が協働することの大切さを示しています。

AIチャットの活用方法としては、情報収集、要約作成、アイディア生成などの基本的な作業に利用できることがありそうです。
また、学習ツールとして、あるいは新たな視点を提供するツールとして使うといった、少し高度な活用方法も考えられます。

以上から、AIチャットはビジネスの現場でたくさんの可能性を秘めていることがわかります。
ただ、AI活用には適切な理解と戦略が必要です。

AIチャットはあくまでツールで、その能力を最大限に引き出すためには、使う目的を明確にし、目的に沿った使い方が必要になります。

ぜひ、みなさんも目的に沿って使用し続けてみましょう。