column

コラム

第6回

「CSS社長、加納諭さんと共に・・」

「あれから、足掛け5年?早いものね」「良かったわね、いい物にめぐり合えて」「君らしい、素敵なデザインだね」、師走の初め、銀座の夜景を楽しめるレストランで、親子のように、話を弾ませていたのは、カーテンの縫製を軸とする株式会社CSSの加納社長と、代表の吉井、そして私、北條。

スマートで、好青年の加納さんとの出会いは、今から5年前、ITバブルの真っ最中、吉井が講師を勤めた銀行主催のITビジネスの勉強会。ITを駆使したビジネスをしなければとの焦りと危機感で、多くの企業経営者がiT講座に出向き、新規事業を画策していた頃です。

アメリカで環境デザインに従事していた彼は、デザイナーとしての夢を一旦おいて、カーテンの縫製工場では、日本で指折りの技術を持つ会社の2代目として、「覚悟」をされた時だったように思います。

この出会いから、数ヵ月後、縫製工場としての受注ビジネスだけでなく、仕掛けるビジネスも手掛ける一歩として、小売業にチャレンジする事になりました。

まずは、家具店の一部を活用してスタートしましたが、現在は、直営店舗は船橋の「ららぽーと」店に絞り、ローマンシェードカーテンの縫製受注拡大とサザビーブランドとの提携による、店舗展開を行っています。サザビーさんとの仕事を通じて、加納社長のデザイナーとしての欲求が深まったのか、オリジナル商品の開発に力をいれられました。

各方面にアンテナを伸ばし、終にソフトで芯の強い彼らしい、本物の『麻』に、はるか遠くの、ヨーロッパで遭遇しました。

『麻』は、日本でも、よく知られていますが、世界には、もっと、沢山の種類があるそうです、その中でも、風合いも良く価格も適正な、『LINAS』という歴史を持つブランドに出会ったのです。このブランドとの提携を期にショップ名も「LINAS」(リナス)にしました。

その他の国内外の『麻』も抱負に取り扱う事もできるので、おそらく、日本で一番の麻の種類とコーディネートが出来る専門ショップになると思います。綿がとれない、北欧では、麻を上手に生活に取り入れているので、加工技術も優れているそうです。

私もリナスの麻を使い始めたら、麻への見識が変わりました。

加納さんとの会話の中に「インターウォーズさんは、いつもいろいろな機会を創ってくれます、それは僕にとって大変、有難いのです」といってくださった事は、『事業機会の窓』を社名にしている私達にとって最高の賛辞でした。

私達が、起業家に、より多くの情報と出会いの場を提供する事を使命としているのは、企業の成長には、正しい情報と信頼のおける人との「タイムリーな出会い」が重要だと考えているからです。

人は、出会い方によって不本意な差別も、間違った区別もされてしまいます、私達は、最初の出会いに対して、細心の注意を払ってご紹介します。その事を理解し、信頼し続けてくださってる事を改めて実感する事ができました。

会話の中に、5年の間にしっかりマーケットに向き合った自信と、実感を感じました。苦労を全て前向きに自分の養分と変えていく姿勢は素晴らしいと改めて思いながら、加納社長の優しくて、芯が強い個性を生かした「新しい、実用的でおしゃれなファブリックブランド」の成功に向かって、私たちの力を益々、発揮しなければと新な決意で飲んだ、ワインの味は格別なものでした。

コラムを毎月メルマガでご購読