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コラム

第131回

「スポーツマン経営者」

スポーツとは、条件に合った空間で、ルールを持って、身体的、頭脳的に競い合う運動の事であるが、競技においてはスポーツマンシップという精神を求められる。

スポーツマンシップ!!と聞くと、正々堂々と、潔く、根性があり、逞しく、フェアな清々しさを感じてしまう。経営者でスポーツを愛する方が多いのも、この清々しさに共鳴するところもあるのかもしれない。

10数年ぶりにお会いできた、アイディアフルでおしゃれなデザイン雑貨の企画販売で創業され、巧みな経営戦略で上場の責任を果たされたH社長も、まさにスポーツマン型経営者である。類まれなる身体能力に度肝を抜かれた思い出がある。

この度、代表を離れ、新たに自分のやりたいことにまたもや挑戦されるという。ご無沙汰を微塵も感じさせない若々しさに驚きと喜びを感じながら、近況や今後の展望をお聞かせ頂いていると、どうも体を動かす事は、疲れるのではなく新たな活力になっているらしい事がわかってきた。

らしいというのは、私と運動は、まったく、全然、ご縁が無いからだ。そして、当然のごとく運動神経、反射神経が欠落している。なので、当然の結果、重力に身を任せた体型になる。

なによりも、その体型に気持ちが比例して、動かないという悪循環に陥る。
けれど、心も体も若さを保つ秘訣に、スポーツで体を動かすことは必須のようだ。

そして、スポーツは、一人ではできないので、心も鍛えられる。
誰かと関わる事、誰かと競技をする上で、スポーツマンシップという精神力がいる。

(そうだよねぇ、自身の体を鍛え、正々堂々と戦い、周囲との連携を保つというのは、仕事人としての生き方に通じるものがあるんだなぁ・・。)等と、自身を憂い、反省している丸々とした私に気づかれたのか、元気だけでなく優しさを持つH社長は、特殊な周波で体のバランスを調整してくれるというグッズをくださった。

運動機能の無い私には、効果は無いと思っていたが、なんとその場で変化が起こり、残った人生に楽しみが増したのである。

なんだかしら、やればできるという、気合いを残されて、爽やかで清々しいH社長は『トライアスロン』の試合にオーストラリアまで出かけて行かれた。とっ。その前に、新たな挑戦の一つであるお店のオープンに顔を出されるそうです。

スポーツマンらしく、美味しいがっつり系のお肉のお店です。まったく、スポーツマン経営者って、動きに無駄が無い。

ごろごろしてないで、私もちょっとは、動かなきゃ。せっかくのパワーグッズを、豚の真珠にさせない為に。

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