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コラム

第182回

「余韻の残る人」

言葉少なく圧倒的な存在感と雰囲気を持ち、極めたキャリアを歩いんでいる人と話した後、幾日も余韻が残ることがあります。

過日、こういった余韻を残す日本を代表する医師と、話す機会がありました。この先生は、難病といわれ生命の危機に接した多くの人々の命を救ってきた、名医といわれている方です。

「どうやって、多くの難病の方々の生命を、救うことができるのか?」と、私の不躾で直接的な質問に、にこやかな笑顔で、静かに次の様なことを語ってくれました。

「~しかない。というものは、世の中にないんです。人よりも少し目線を高く、深く、固定概念を捨て、知恵を絞って、自分の頭で考え抜いてあるべき方法を見出し、勇気と希望を患者さんと共有すれば道はあるものです!」

忘れられない言葉と、この先生の考え方と生き方に触れ、勇気を貰いました。

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