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コラム

第5回

「“チャンスの神様”がやってきた」

「チャンスの神様」のことを皆さん知ってますか?風貌は前髪だけあって、キューピーのような顔で、時々私たちの前にすがたを現し、スッと通り過ぎてしまう神様です。

小職が小学生の頃の、先生から伺った話です。
「クラブ長は6年生がやることになるからチャンスは掴めないが、5年生から選手も副クラブ長も対象になるから掴んできなさい。小学校生活でチャンスは2回だけ。神様はクラブでは5,6年の4月だけ姿を現わす。

『神様がやってきた』これはチャンスだと思った時神様の前髪をしっかり掴み、手元に引き寄せるのです。どうしようかな、やろうかな、やめようかな、と迷っていると神様はその間に私達のそばをスウッと通り過ぎてしまいます。

よしやっぱりやろうと思って手を伸ばしても、神様は後髪がないからスルッと手がすべり、チャンスを逃してしまう」

私達のいる「いま」と「ここ」は大きなデジタルネットワーク会社へと、これまでにないハイスピードで、パラダイムが変わり、これまでのマーケットの終焉、経済システムが綻び、新しい経済システムの幕開けを迎えました。

新規事業を考える時、変わらなければならない事と、変わってはならないものがあります。人の役に立つ商品・サービスを提供する使命は、変わってはならないものであり、そのコンテンツを伝える形態は状況に応じて変化してゆかなければならないものです。

2000年は、インターネットの広がりによって、構造を変えていく節目のチェンジの天の時だと思います。

チャンスの神様は今、私たちの目の前に現れています。是非、神様の前髪をしっかり掴んで下さい。

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