INTREPATH JAPAN 東北

企業内起業家養成による新事業創出プログラム

プログラム概要

本事業は、 東北6県の中堅・ 中核企業を対象に、
経営規模の拡大に資する各種取り組みを支援するものです。
本プログラムでは、参加企業が自社の経営課題や成長戦略に応じたテーマを設定し、
事業計画の策定に取り組むことができます。
(テーマ例: 新規事業の創出、 既存事業の再構築 M&A、 資金調達、販路開拓、 海外展開など)

本事業は、参加企業・連携支援機関・専門家による「産学官ネットワーク」で構成されています。
単なる研修にとどまらず、ネットワーク内での対話や交流を通じて事業構想を磨き、
実行可能な計画へとつなげていく実践の場です。
当サイトは、そのネットワークを可視化し、
情報発信と連携促進のハブの役割を担っており、
企業と支援者をつなぎ、 アイデアが動き出すきっかけをつくる、
オープンで実用的なプラットフォームです。

プログラム内では、リアルな出会いと対話を生むネットワーキングイベントも開催いたします。
連携支援機関・専門家の皆さま、ぜひご参加ください。

なぜ、今
新規事業創出と
経営基盤強化が必要なのか?

  • 01.地方・地域の共通課題
  • 02.企業の持続的成長を支えるのは新事業創出
  • 03.変わり続ける必要性(主力事業が通用するか)
  • 04.新規事業に挑戦する企業と課題感
  • 05.企業内起業の有用性
  • 06.新事業開発のノウハウと実績を持つインターウォーズ

プログラムの詳細

STEP.1 事業案の構想・磨き上げ イントレプレナー塾

のべ1,233名のイントレプレナー養成実績を持つインターウォーズ株式会社が全面監修するプログラムです。
企業の有形・無形の資源を活かし、既存事業の深化、新規事業創出等、実践的ビジネスモデルを作り上げていきます。

講義内容
  1. 事業コンセプトを定める【リアル】
    2025年10月21日(火)PM開催/仙台会場
  2. 顧客に向き合い顧客への提供価値を考える【オンライン】
    2025年11月4日(火)13:00-16:00
  3. 顧客ニーズに対して必要な機能を考える【オンライン】
    2025年11月19日(水)13:00-16:00
  4. 中間発表会+ネットワーキング懇親会【リアル】
    2025年12月18日(木)PM開催/仙台会場
※リアル開催日は懇親会も実施いたします。
プログラム構成

講義に加え、ディスカッションやワークショップも取り入れた実践形式

主なプログラム内容
  • 経営課題の可視化と戦略仮説の立案
  • 顧客・市場の解像度向上(ペルソナ/ヒアリング設計)
  • 事業構造の構築
  • 収益構造の構築
扱うテーマ例
  • 新事業の創出
  • 既存事業の拡張・再構築
  • M&A(企業買収・資本業務提携など)を通じた成長戦略
  • 資金調達(ベンチャーキャピタル・地方金融機関・補助金等)の戦略立案
  • 販路開拓・ブランド強化・商品開発等による事業

STEP.2 実践的ビジネスモデル化 出島インキュベーション

会社から物理的・心理的に離れることによって、自立が強制される。インターウォーズ株式会社が提唱する新規事業への取り組みスキーム。事業推進への責任と覚悟を持ち、徹底的に顧客とマーケットに向き合っていただきます。
STEP2はデロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社と連携して実施致します。

出島インキュベーションとは?

鎖国時代唯一西洋文化と交流し、多くの文化・商品・サービス・人材が発掘され、日本にイノベーションを起こした長崎の出島から命名。会社から離れ、異業種の人と交流する空気やカルチャーの中で、市場(顧客)に向き合い、メンタルブロックを外し、事業機会を自ら創り出し、事業企画を策定するサードプレイス。

日時/場所

2025年12月〜2026年2月(約2ヶ月半)
インターウォーズ銀座本社または地元コワーキングスペースを利用

【中間報告会】2026年1月29日(木)PM開催@仙台会場

プログラム内容
  • 通常の業務から自らを隔離し、事業案と向き合う(50時間以上)
  • 専門家との壁打ちミーティングを通じて(最低5時間以上)、
    現状と目標のギャップを明確にし、ビジネスモデルの具体化を目指す
支援内容
  • 顧客インタビューの実施・分析
  • ビジネスモデル構築
  • 事業収支・投資回収シミュレーション
  • パートナー・資金調達先候補の洗い出し
  • 連携支援機関の紹介
得られる成果
  1. 実行可能な事業計画書の策定

    仮説だけで終わらない、検証と数字に基づいた計画を構築(5か年の収支計画付き)

  2. 伝わる提案ストーリーの整理

    目的・課題・打ち手が一本の線でつながる「戦略ナラティブ」を設計

  3. 実証フェーズへの事前準備

    顧客検証・PoC設計・成果指標の整理など、実行前整備の徹底

  4. 社内を動かす合意形成プラン

    巻き込むべき人や部署、必要な体制を可視化。 経営陣を動かす「短時間プレゼン資料」の作成。

  5. 外部との連携スキームを設計

    補助金、金融機関、専門家との協働イメージを明文化

Support Network 支援プラットフォーム・ネットワーキング

本プログラムでは、単なる事業支援にとどまらず、東北エリアの中堅・中小企業を中心とした継続的な支援ネットワークの構築を目指します。
各分野の専門人材、大学、行政、支援 機関、企業、投資家など、多様なステークホルダーが連携し、地域の成長を支える体制を目指します。

具体的な取り組み
  • 本専用WEBサイトへの参画 情報掲出による継続的な情報共有交流
  • 希望により、Slackコミュニケーションへ参加いただき実践的な連携・相談 体制を構築
  • 年2回のリアルネットワーキング懇親会による対面交流マッチング

以上を実施。 参加企業の事業化支援はもちろん、地域全体の産業・ビジネスエコシステムの活性化を推進します。
また、今後の活動に向けて、ネットワークへの新規参加者連携支援機関を広く募集しています。
共に地域の未来をつくる仲間として、ぜひご参画ください。

東北6県の中堅企業を支える連携支援機関はこちら

イントレプレナー塾・成果発表会のオブザーバー参加
および
ネットワーキング懇親会のご案内

日時/場所
  1. 2025年10月21日(火)
    (イントレプレナー塾最終回+懇親会)
    【会場】仙台会場
    【対象】イントレプレナー塾参加企業、連携支援機関・専門家・行政関係者など
    【目的】

    外部視点からのアドバイス獲得

    中堅企業と連携支援機関との接点づくり

  2. 2026年2月27日(金)
    (成果発表会+懇親会)
    【会場】仙台会場
    【対象】重点支援企業、連携支援機関、専門家、行政関係者など
    【目的】

    企業の構想に合った具体的支援のマッチング

連携支援機関・専門家の皆さまへ
本プログラムは、参加企業だけでなく、地域に根差した支援者・専門家の皆さまと共に構築する「成長のエコシステム」です。事業アイデアの萌芽を見つけ、連携・支援のきっかけをつくる場として、ぜひ上記イベントにご参加ください。

NEXT STEP 成果発表会・ネットワーク懇親会@仙台会場

矢印
事業化の一歩を踏み出す
これ以降も伴走支援を希望される場合は、どうぞお気軽にご相談ください。

過去開催会の様子

組織体制

参画企業一覧

本プロジェクトは多くの企業さまのご協力を得ております。
参加企業、連携支援機関は下記からご確認ください。

参加企業は8月中に順次更新してまいります。
主催企業

INTERWOOS株式会社。1995年の創業。企業における雇用の創出を目的に、“人と企業のインキュベーション”を事業ドメインに定め、“企業内起業家の養成”と“新規事業開発”のノウハウを積み重ねてきた、イントレプレナー(企業内起業家)養成のパイオニア企業。

― 新規事業インキュベーション事例紹介(一部抜粋)

― プロジェクト主要メンバー

吉井 信隆

インターウォーズ株式会社
代表取締役社長

日本ニュービジネス協議会連合会副会長/事業創造大学院大学客員教授、異業種交流会501会長

菅野 悠

インキュベーション
コンサルタント

大手学校法人の新規専門学校の立ち上げと運営責任者。豊富なマネジメント経験を持つリーダーインキュベーター

野村 健児

イントレパス執行役員/
インキュベーションディレクター

(株)JTB ビジネスソリューション事業本部アウターコミュニケーション推進チームのチームマネージャー。INTERWOOSでは協同事業「イントレパス」執行役員の役割を担う。

吉井 慎人

取締役/
インキュベーションディレクター

新規事業創出「イントレプレナー塾」を立ち上げた“ビジネスの軍師”AIへの造詣も深いインキュベーター

小泉 奈緒子

インキュベーションアソシエイト/
イントレプレナー塾事務局

イントレプレナー塾の企画運営の中心的役割を担っているほか、WEBマーケティング戦略も担当。

片原 和明

常務取締役 /
エグゼクティブコンサルタント

営業部・管理部門のマネジメント経験を基に、新規事業創出を担当 多くの企業内起業家の伴走役とメンターを担う

日高 達治

インキュベーション
ディレクター

三井物産時代にはチリ・ペルーといった南米各国におけるTOYOTAの販売社長を歴任。カナダでは支社長として活躍

林 蒼也

インキュベーション
アソシエイト

新規事業創出への強い志向を持ち、提案型営業を通じてのご縁をつくるプロフェッショナル

柏﨑 裕介

インキュベーション
コンサルタント

Amazon Japanでの経験を活かし、女性の企業やEC開業など幅広いテーマを支援

経済産業省
東北経済産業省

本事業は経済産業省の補助を受けて
インターウォーズ株式会社が実施しております。

支援対象企業
(地域の中堅・中核企業)

本事業の支援対象となる地域の中堅・中核企業とは、地域経済の牽引役となる、地域未来牽引企業※1のうち、以下①~③のいずれかを満たす規模以上の企業等を指します。
(みなし大企業※2を除く)

  • ① 直近3年間のうちいずれかの年度で、年間売上高が100億円以上
    ② 常時従業員数が、以下の中小企業基本法に定める従業員を超え、2,000名以下
    (中小企業基本法の定義:製造業その他:300人、卸売業・サービス業:100人、小売業:50人)
    ③ 直近年度の年間売上高が70億円以上かつ前年度からの売上高成長率が10%以上
※1 地域未来牽引企業
※2 みなし大企業は以下のいずれかに該当する事業者を指します。
  • ① 同一の大企業が、株式を1/2以上所有している
    ② 複数の大企業が、株式を2/3以上所有している
    ③ 大企業の役員または職員を兼ねている者が、役員総数の1/2以上を占めている
    ④ ①~③に該当する企業が、株式の全てを所有している ※孫会社を除く
    ⑤ ①~③に該当する法人の役員又は職員を兼ねている者が、役員総数の全てを占めている ※孫会社を除く
    ここでいう大企業とは、常時従業員数が2,000人を超えるものとします。

本プログラムのSTEP1のプログラム参加につきましては、地域未来牽引企業以外であっても、支援対象企業と同規模以上の企業(みなし大企業を除く)について、参加することができます。

よくある質問

参加者の人選レイヤーについて教えてください。
参加対象は20代~60代の社員で、部署・役職は問いません。「新規事業に挑戦したい」「自らリーダーシップを取りたい」という意欲のある方が理想です。
過去実績からも、自社に戻った際に事業推進を担える方、将来リーダー候補となる人材の参加が望まれます。
事業テーマの方向性に縛りはありますか?
ゼロからの新規事業立ち上げでも、既存事業の発展でも参加可能です。完全にゼロからのテーマは期間的に困難なこともあるため、「この領域で」「このテーマで」と方向性があると効果的です。
例:「既存サービスの拡張」「顧客ニーズの深掘り」「マーケティング施策の再設計」なども歓迎します。
参加者の時間拘束はどれくらいですか?
イントレプレナー塾プログラムはおよそ毎回半日、その他ヒアリングなどの個別対応を含めて週数時間程度。思考の密度は高く、夜間や休日の集中時間も必要になるケースがありますが、好意的な声が多く寄せられています。
企業エントリー期日・選定方法は?
連携支援機関からのエントリー受付は事業終了まで随時受け付けております。
ご応募は、専用WEBサイトの申し込みフォームよりお願いいたします。
複数名の参加は可能ですか?
原則として1社につき1名とさせていただいています。1名のほうが主体性と代表意識が生まれやすいためです。
応募は一人一案ですか?
はい、参加者1人につき1案の事業案を創り上げていただきます。
人選の目的は、新規事業創出ですか?それとも人材育成ですか?
どちらも含まれますが、最終的な目的は「企業成長」につながる事業計画の策定です。 売上に直結する事業化までは短期間では難しいこともあるため、「構想を進める」「人材を育てる」両面を大切にしています。
営業・広報・企画など、誰を出すか悩んでいます。
実際、多くの企業で営業・企画・広報など様々な職種からの参加事例があります。正解はなく、むしろ「やり抜く力」「当事者意識」「視点の広さ」が重要です。他社との対話や壁打ちを通じて、自社の可能性や商機に気づくきっかけになります。
出島インキュベーションとは?
本業から一時的に離れ、新規事業に集中できる“出島的”支援期間です(約2か月・合計50時間)。
勤務時間内や休日を活用して、自宅近くのコワーキングスペース等で活動。壁打ち支援やSlackでの交流、対面での相談機会も用意されています。
連携支援機関に参加するメリットは何ですか?
地域企業の新規事業に早期から関わることができ、ネットワーク懇親会では参加する地域の中堅企業と直接対話の機会も得られます。他の支援機関・専門家とのつながりも広がり、地域産業の発展に貢献できます。
専門家人材を活用するメリットは何ですか?
自社内だけでは得づらい視点やノウハウを取り入れることができるため、事業の精度向上や課題の突破口になります。壁打ちや伴走支援を通じて、構想段階から実行フェーズへの移行を力強く後押ししてくれます。

インターウォーズの想い

創業期の1995年、日本は就職氷河期(1993~2005年)を迎えていました。
インターウォーズのパーパスは、
「人と企業のインキュベーション事業で、一人でも多くのウェルビーイングな雇用を創出する」
これは、バブル経済崩壊後の時代背景からきています。

企業は、起業時、成長期、安定期、衰退期において、必ずいくつかの普遍的な「壁」に向き合います。
その要因の多くは、経営のコアである「人」の問題です。
企業は「人」によって組織されています。どんなに優れた理想のシナリオを描いても、
それを共有し実行できる意志ある集団を創らなければ理想を実行することはできません。
戦略は、組織と人に宿ります。
強固な組織を創るには、理念・Purpose・ビジョンを共有したWILLを持った集団を創ることが不可欠です。

創業以来、人にフォーカスした独自のインキュベーションで、
日本のインキュベーションの黎明期から、起業家と企業の皆様へ起業機会を提供して参りました。

日本は今、産業構造の転換期にあります。

インターウォーズは、人と企業に寄り添い、共に歩むインキュベーターとして、
「一人ひとりが人生のCEOとして生きる社会」の実現に向けて、事業機会を提供して参ります。