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イントレプレナー塾 企業内起業事例インタビュー

当社のインキュベーション支援先、LMNホールディングス株式会社様(http://lmn.co.jp/)から、新規事業「DERELLA(デレラ)」(http://derella.jp/)が発足されました。イントレプレナー塾にご参加いただき、その後定期的にコンサルティングを重ねて生まれた「DERELLA(デレラ)」のサービス概要とオープン後の様子を、代表取締役社長兼CEOである近藤浩氏にお聞きしました。

― 「DERELLA(デレラ)」が誕生した背景について教えていただけますか。

結婚式を控えた働く女性を対象としたハウツーサイトです。
仕事はしなくちゃいけない。招待状や座席表の準備等の作業もしなくちゃいけない。時間に追われて忙しくしていても、やっぱり、結婚式の当日までにキレイになりたい。という欲求が凄くあるけど、なかなか忙しくて自分の事まで手が回らないとおっしゃる方が多いです。
そんな、日々忙しく頑張っている女性達の、結婚式までの準備に必要な情報がまとまっているコンテンツが欲しいという声から生まれました。
当社のスマ婚調べでは、78.4%の人が日々仕事をしながら結婚式の準備をしている人達でした。この数字は想像以上に多いなという印象を受けました。

― 確かに多いですね!そもそもこの企画は、どなたが立案されたのでしょうか。

私自身が立ち上げました。エステとブライダルエステの違いって言ってみればそもそも無くて、ネーミングで需要を作り出しているだけで、美容のカテゴリは、ブライダルにすべて当てはまるんじゃないかという発想から生まれました。当初はブライダルサプリと題して美容アプリを作ってランニングページで販売するようなモデルを考えていて、インターウォーズの吉井社長に相談させていただいたら、プロダクトアウトだけでは売れないとアドバイスを受けて、私自身も思いなおし、現在のハウツーサイトに行き着きました。

― DERELLA(デレラ)のサービスは、どんなメンバーで制作されているのですか。

私を含めて4名での構成です。法人営業担当、顧客営業担当、ライター担当といった構成で、一応、それぞれミッションを持って制作していますが、新規事業のスタートアップなので、皆で知恵をしぼり出してサービスを作っていて、私自身が記事を書くこともあります。

― 女性向けサービスだと、やはり女性のスタッフが多いのでしょうか。

はい。私以外は全員女性スタッフで構成されています。ゆくゆくは私の編集長という立場も、女性に任せたいと考えているところです。

― DERELLA(デレラ)のマネタイズの部分についてお聞かせいただけますでしょうか。

現在は、マネタイズよりも、コンテンツの充実を優先させていこうという意識が強いです。
まずは、PV数、ユニーク数を増やしていかなくてはいけないと考えており、ユーザーを増やす施策に絞っています。
ゆくゆくは、サービスも含めたアフィリエイトなんかもやっていこうと考えていますが、アフィリエイトはユーザーにとって広告のイメージが強くなると思うので、現時点では練習の意味も含めて「常に中立の立場で記事を書くこと」に注力しているところです。マネタイズに走りだすと偏ってくるので、ユーザーの求めるものや需要があるものを、中立の立場でサービス展開し、ニーズが分かってくれば、当然「物販」も出来ると思いますし、「食事」の部分なんかもやろうと思っています。

― ブライダルで食事?それはまた意外ですね。

現在、宅食の業界は2兆円産業と言われています。
結婚式までの期間は特別なので、花嫁さんのニーズの強い美肌やダイエットに効果のある食べ物を定期的にお届けしたり、生活の変化に合わせて、結婚後にも続けられる様な宅食のサービスを考えています。

― すごく幅広いですね。競合については意識されていますか。

今のところは同じサービスを提供しているようなサイトは無いのですが、ブライダル業界の中ですと、ゼクシィさんやみんなのウェディングさんになってきますね。
ブライダル業界はもう既に色々なサービスが展開されていて、例えば、「結婚式前の準備」の部分でいうと、「準備手帳」の様なものは既にあるのですが、結局みなさん使いこなせないまま終わっているのが実情だと思います。
まだまだ花嫁さんに対してのヒアリングが十分では無いのですが、もっともっと突き詰めていくと、本当に結婚式じゃないと考えられないようなニーズが生まれていくと思うので、そういった部分を記事に反映させていきたいと思います。

― これは、結婚式ならではだと思うエピソードはありますか。

当日のドレスのフィッティングは1~2週間前に行われるのですが、そのフィッティングが終わった後に、痩せようと頑張ってしまうんです。すると、合わせたはずのドレスのサイズが当日ブカブカになって、ベストサイズで着用出来なかった花嫁さんをたくさん見てきています。そういった知識は経験した人達にしか知られていないので、この知識の違いを、DERELLA(デレラ)を通じて埋めていけたらと思っています。

― 新規事業を立ち上げて、苦労されている点はありますか。

なんでしょうね。そういった事はあんまり感じなくて。毎回色んな場所で聞かれるのですけど(笑)好きな事しかやらないので、苦労らしい苦労というものはありませんが、あえてあげると、私自身が労働集約型のビジネスをこれまでやってきているので、Webサービスを手掛けるのは初めての経験だった為、勉強のしがいがあります。知らないビジネスモデルに挑戦しているので、最初は使われている言葉が違う事に戸惑ったのはありますね。なんだか、横文字ばかりだなって。(笑)その点が苦労といえば、苦労ですかね。

― まだサイトをオープンしたばかりですが、今後の予定などを聞かせてください。

まずは、年内ユニークユーザー50,000を目指していますが、現時点では、数よりも"本当に需要のあるもの"を探っていくことを重視しています。バズる記事やシェアされる記事と、本当にタメになる記事は別だと思うので、役に立つコンテンツを追求し、忙しい花嫁さんが、シンデレラ(DERELLA)花嫁になる為のサポートをしていきたいと思います。

2014.07.25